製品情報

ADCP・ドップラーログ

ワークホースII ADCP センチネル/モニター

多層流向流速計(ADCP)

ワークホースII ADCP  センチネル/モニター

ワークホース II ADCP

世界で最も高い信頼性と多くの実績を持つTRDI社製ワークホースADCPが「ワークホースII ADCP」としてリニューアルしました。ADCPはドップラー効果を利用した計測方法により、1台で多層の流速プロファイルを取得します。小型で軽量なデザインは携行性に優れており、海洋・河川・湖等の様々な場所での使用に適しています。ボトムトラック機能(オプション)を装備することで、設置観測による時系列データの取得だけでなく、移動しながら空間的な流速プロファイルの取得が可能になります。

ワークホースII ADCPには流速測定精度を向上させる様々な機能が標準で搭載されており、より高精度なデータの取得が可能です。
センチネル -Sentinel- モニター -Monitor-
  • 設置、係留観測モデル
  • 稼働電圧 20~50VDC
  • バッテリー、メモリーカード 標準装備
  • 走航観測にも対応可能(オプション)
  • 設置、モニタリング観測モデル
  • 稼働電圧 20~50VDC
  • 内蔵メモリー(オプション)
  • 走航観測にも対応可能(オプション)

 

製品特性

・圧力センサー標準装備

・ハイスピードサンプリング機能※、ハイレゾリューション機能※、

 サーフェーストラック機能標準装備(※300kHzを除く)

・堅牢性に定評のあるサーキュラー型コネクタ採用

・データの破損が起こりにくいコンパクトフラッシュメモリーカード

・デジタル傾斜計搭載(計測レンジ:±90°)

・ユーザーフレンドリーなプランニングソフトウェア

・ポストプロセスコンパスキャリブレーションソフトウェア    

                                  

 

標準搭載機能

ハイスピードサンプリング機能              最大40Hzの高速ピンギングを行う機能
(注: 1200kHz のみ)
ハイレゾリューション機能 浅水深、微流速域での観測に適した機能
(注: 600kHz,1200kHz のみ)
サーフェイストラック機能

ボトムトラック機能をベースに、大気/海面境界や、流氷の底面などの移動速度をトラッキングするためのユニークな機能                        

オプション機能

ボトムトラック機能   ADCPの対地移動速度を計測する機能
波浪計測機能 波高、波向、周期を測定する機能

仕様

流速プロファイル

ブロードバンドモード(計測精度優先)
  300kHz 600kHz 1200kHz
層厚(m) 最大レンジ(m) 標準偏差(cm/s) 最大レンジ(m) 標準偏差(cm/s) 最大レンジ(m) 標準偏差(cm/s)
0.25 - - - - 11 14.0
0.5 - - 38 14.0 12 7.0
1 83 14.0 42 7.0 13 3.6
2 93 7.0 46 3.6 15 1.8
4 103 3.6 51 1.8 - -
8 116 1.8 - - - -
ロングレンジモード(計測レンジ優先)
  層厚(m) 最大レンジ(m) 標準偏差(cm/s)
1200kHz 2 19 3.4
600kHz 4 66 3.6
300kHz 8 154 3.7

プロファイルパラメータ

測定精度 1200kHz/600kHz: ±0.25%又は±0.25cm/s
300kHz: ±0.5%又は±0.5cm/s
分解能 0.1cm/s
測流レンジ ±5m/s(標準)
±20m/s(最大)
設定層数 1~255層
最大測定レンジ 1200kHz: 19m
600kHz: 66m
300kHz: 154m
設定層厚 1200kHz: 0.02m~4m
600kHz: 0.02m~8m
300kHz: 0.2m~16m

※ハイレゾリューションモード使用時

反射強度

ダイナミックレンジ 80dB
精度 ±1.5dB

観測データ例

■設置観測:

■移動観測:

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