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SeaBat 7150
深海用マルチビーム測深機
SeaBat 7150
SeaBat 7150は、Teledyne RESON製の大深度用マルチビーム測深機で、フルオーシャンデプスまでの測深に対応します。トランスデューサは、船底でのスペースと調査に求められるビーム幅に応じて自由に構成可能なモジュラー形式を採用しています。測深パフォーマンス重視の12kHzと解像度重視の24kHzのプロジェクターを2系列併設することで、大深度向けマルチビームソナーでありながら2周波の切り替えを行うことができるようになりました。
最大880本の等距離ビームと、リアルタイムのロール・ピッチ両方向のスタビライゼーションにより、大深度測深時においても圧倒的な点群密度を実現します。
SeaBat 7150による取得データ(左:水深400~4000m、右:水深1500m)
システム概要図
※実際のトランスデューサケーブルは、すべてのアレイからトランシーバラックに結線されます
特徴
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SeaBat 7150-F 船底取り付け写真
仕様
周波数 |
12/24kHz |
---|---|
スワスパフォーマンス |
12kHz 24kHz |
直下最大レンジ |
12kHz: 12800m 24kHz: 9600m |
直下ビーム幅 |
受波、送波ともに1°もしくは2°(構成による) |
最大スワス角 |
等距離モード:880本、等角度モード:256本 |
ビーム数 |
等距離モード:880本、等角度モード:256本 |
パルス方式 |
CW |
パルス長 |
0.5~20ms |
最大発信間隔 |
15Hz |
動揺安定化 |
ロール:±15°、ピッチ:±10° |
TX寸法 |
12kHz: 219×648×498mm 24kHz: 168.5×648×298.5 (1モジュール当たり) |
RX寸法 |
120.8×648×200mm (1モジュール当たり) |
※1:環境に依存します
表:SeaBat 7150アレイ構成一覧
トランスデューサアレイ構成例(左:7150-F、中:7150-D、右:7150-B)
ソフトウェア
ソナー制御ソフトウェア「Sonar UI」
ソナーのパラメータ制御には、 Sonar UIを使用します。現代的かつ直感的でわかりやすいインターフェースでソナーの操作を行うことができます。 SeaBat他機種、あるいはHydroSweepと合わせて設置された場合も同じソフトウェアを用いるので、オペレータはソナーによって複数のソフトウェアを習熟する必要がありません。 |
操船誘導・データ収録・処理ソフトウェア「PDS」
Teledyne RESON社のインハウスカンパニーである、Teledyne PDSが開発した、リアルタイムデータ収録・船舶誘導・ポストプロセスソフトウェアです。 調査計画、データ処理、エディット、体積計算、チャート化をはじめ、測深業務に必要なすべての機能を備えているだけでなく、スニペット・サイドスキャンデータ、ウォーターカラムデータの集録など、HydroSweepとSeaBatのオペレーションに最適化されています。 |
補助センサー&冶具
- 表層リアルタイム水中音速度計
- 鉛直水中音速度計
- INSなどの各種測位動揺計測装置
- 送受波器船底艤装用ブラケット
- 送受波器船底艤装用ゴンドラ